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体験日記

執事 無垢品宗生

VOL.137  『僧侶のためのグリーフケア連続講座プレ講座』に参加して

 檀信徒の皆様いかがお過ごしでしょうか。近頃、朝夜の冷え込みが晩秋を感じさせますね。インフルエンザも今年は2か月も流行が早まっているようです。今秋の台風被害の大きかった地域の方は特に、体調にお気を付けくださいませ。

 今回は11月6日に駒込の臨済宗勝林寺さんにて行われました、略して「僧GC」プレ講座に2015年の修了生として参加してきたご報告です。

 4年前、この寺報でも受講のご報告をいたしましたが、「グリーフケアが当たり前にある社会」を提唱されている一般社団法人リヴオンさんによる講座です。4年前のこと、覚えている方はあまりいないでしょうね(笑)。

 あらためてグリーフとは、「大切な人、ものなどを失うことによって生じる、その人なりの自然な反応、状態、プロセスのこと」です。本来グリーフは死別に限らないのですが、「僧GC」は僧侶向け講座なので、特にご遺族に対するサポートや、「あり方」を学ぶ場になります。

 そこで4年前の受講後に私がどう変わったのかを、これから本講で学ぼうとする16名のお坊さんたちの前で修了生として15分間話すべし、という依頼を頂いたのです。

 プレ講座の流れは、まずグリーフの基礎を講義で学びます。休憩後に3人1組を作り、「ロールプレイ」という、2名がそれぞれ遺族役、僧侶役を演じ、そのやり取りを見ている1名が、演じた2名に感想を伝えるという、なんとも刺激的な体験がメイン。そして皆さんが頭も体も疲弊してきた終盤に、修了生としての発表、質疑応答の順。

 このような場にお越しになるということは、すでに問題意識を持っておられる証拠であり、ちらっと自己紹介を聞いただけでも20年、30年の僧侶歴の方もいて、私のような若輩者が何を話せるだろう、と頭痛がしてきました。

 徐々にその時間が近づくにつれ、「求めてたのとちがう!」と言われるのではないかと想像し、逃げ出したくなります。しかし代表の尾角さんや、仲間の励ましの声をうけて腹を括りました。ざっくりいうと「聞くことを大事にするようになった」という内容を15分話しました。頭痛が治りました。

 さて私の話はともかく、お坊さん達が、受付時はピリピリした怖い顔だったのに、お帰りの際には笑顔も見れたことが、一番印象的でした。きっと4年前の自分もそうだったんでしょうね。
「一経入魂」

主催 一般社団法人リヴオン http://www.live-on.me

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住職 佐山拓郎(平成26年 普山 第40世)

昭和のある年の秋彼岸、東京下町の小さなお寺で生まれる。
前職はサラリーマン。縁あって目黒の羅漢寺の住職となる。

仏教手習い草紙 執事 福田貴宏

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縁を大切にしたいと人気声優と手紙のやりとりを続け、
今年の1月には彼らが司会を務めるラジオ番組にも出演する。

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