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葛根廟慰霊祭

太平洋戦争の終戦前日である昭和20年8月14日、旧満州国葛根廟(現在の中国内モンゴル自治区)において、日本へ引き揚げるために歩いていた非武装の日本人女性や子供を、旧ソ連軍戦車隊が襲い、1000人以上が犠牲となった日本人虐殺事件「葛根廟事件」の慰霊祭です。生存者や遺族でつくる「興安街命日会」によって毎年8月14日に五百羅漢寺で法要が営まれています。事件が起きた11時40分に五百羅漢寺の「平和の鐘」が鳴らされる中、黙とうを行い、その後、「興安友愛の碑」に参拝する。法要後には追悼会が行われ、生存者や遺族による証言を伺い記憶の継承を願う慰霊祭となっています。

会員の高齢化などにより令和5年8月14日79回忌を最後に、「興安街命日会」は解散し慰霊祭は終了いたしました。
同会の強い依頼により、五百羅漢寺は毎年8月14日11時40分に「平和の鐘」を1分間鳴らすことを約束しました。

 

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