本年3月末から空位だった住職に、令和3年9月1日付で「無垢品 宗生(むくしな しゅうじょう)」上人が就任いたしました。
これに先駆けて令和3年8月30日に晋山式が行われました。コロナ禍、緊急事態宣言中ということで、お檀家様、一般の方々にはお知らせせず、羅漢寺役員、僧侶、無垢品上人の親族のみの参列で執り行いました。
住職就任のご挨拶
謹啓
秋涼の候、皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は、ひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございます。
さて、御存知のように、本年3月末をもって、40代目・佐山住職が退任致しましてから約半年、当山の住職は、空位の状況が続いておりました。
皆様にはご心配をおかけしておりましたが、この度、令和3年9月1日付で、執事の無垢品宗生が、日髙秀敏代表役員より、41代目住職として任命され、就任致しました。
大正大学にて、僧侶の資格は取得していましたが、一般企業に就職し、八年前、大学の同期である佐山上人の紹介により、歴史ある当山の一員に加えていただきました。
そして今、住職という大任を仰せつかり、さらに責任の重さを痛感しております。新型コロナウイルスの感染拡大もいまだ収束が見えない、不安な世情ではございますが、このような時代にお寺に何ができるのかを思案し、皆様のよりどころになるべく、精進して参る所存でございます。
現在45歳と、この世界では、未熟な新命ではございますが、職員一同一丸となって歩んで参ります。何かお気づきの点などございましたら、お気軽にお声がけください。
今後とも、変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 合掌
令和3年9月吉日
天恩山五百羅漢寺
第41世 無垢品宗生 拝